HBシールの特徴

外壁タイル・床タイルの目地セメントに浸透し、OH-Si-OHとC-S-Hゲルの生成により防水保護層を形成。紫外線の影響を受けにくい為、長期間維持します。
主成分はけい酸カリウム、コロイダルシリカ、シリコーンを配合したハイブリットタイプ。
施工後表面は撥水層を形成するが、徐々(数ヵ月~数年)に親水性膜に変化し、防汚効果を発揮します。

(1)防水性
OH-Si-OHとC-S-Hゲルの生成により防水保護層を形成。
(2)意匠性
透明な塗膜のため、タイル仕上げやコンクリート打ち放し面がそのまま生かされます
(3)美観性
タイル、目地セメントに浸透し、汚れを寄せ付けにくい効果を得られます。
(4)適応性
新築、改修を問わず幅広く使用できます。
(5)安全性
施工者や周辺環境にも優しい材料です。

HBシールのメカニズム

HBシールは超微細粒子とシリコーン(撥水剤)の混合液、施工後、撥水効果、次第に親水性に変化します。HBシールを塗布すると表面から内部に被膜を形成し、浸透します。表面が太陽光に曝さられると、表面に形成されていた被膜中の有機成分(撥水成分)が分解されます。そうすることにより、親水性となり、また、内部に浸透した本剤は、太陽光に曝されることがなく、分解されずに防水性能を維持することができます。表面に残された無機被膜は有機物質を分解する能力もあり、汚れやカビ・菌の繁殖を抑制します。目地部内部には、超微細粒子とC-S-Hゲルの生成により、水分、劣化因子を通さない防水、防汚効果を発揮します。

防汚効果のメカニズム

被膜コーティング材との比較

HBシールの施工手順

HBシール施工事例